便秘薬とともに最も即効性のある便秘解消法のひとつが浣腸です。使った直後から
猛烈な便意に襲われるように、「いますぐ」という場合にはかなり使えるものです。
便秘が続くと、肛門近くの便が硬くなり、いくらイキんでも、便秘薬を使っても、便がでてこない
という状態になってしまうことがあります。このような状態を解決するのが浣腸になります。
浣腸液を注入すると、腸粘膜が刺激されることで、数分でお通じがきますが、便秘薬と
同様に常用することで、浣腸ナシでは排便できなくなったり、直腸の粘膜が過敏になって、
1日に何度も便意をもよおしたりする副作用がでてきてしまいます。
使えば使うほど、耐性がついて効かなくなる。
浣腸も常用することで、身体に耐性がついてしまって効かなくなります。身体のことを考える
と浣腸に頼るのは最終手段です。ここまで酷い場合は病院にいったほうがいいかも。
浣腸をしないと排便できなくなる
便秘薬と同様に浣腸による腸への刺激がないと排泄できなくなります。使い続けると自力で
排便できなくなる「浣腸癖」がついて、より事態を深刻にするだけです。
はげしい腹痛を避けられない。
体質に関係なく、ほとんどの場合、浣腸すると強烈な腹痛があります。作用の強烈な便秘薬以上か同等の腹痛があることを覚えておいてください。
便秘薬の場合、飲んでからだいたい6時間以上経ってから効果が出てきますが、浣腸の場合は、「我慢できて5分」というように即効性はすさまじいものがあります。
ただ、浣腸を使う際に注意することは、直腸を傷つけたり、腸粘膜が過敏になって何度も便意が感じたりすることがあるということ、そして何より癖になって浣腸をしないと排便できなくなる、排便した気がしないという状態になってしまうことです。
俗にいう「浣腸癖」というものですが、この癖がつくと自然排便が相当大変になります。
あくまで、便秘に使う浣腸(あるいは座薬でも)は、何をしてもでない、お腹が張って辛くて仕方ない状況での最後の手段だと思ってください。
常用している人は、少しづつでもいいので本数を減らして、食生活を改善することで、腸内環境を変える努力をはじめるようにしましょう。